カラーの持ちを良くする完全発色って何?

2017年3月23日

カラーの持ちを良くする方法についてご自分でできる方法については以前書きましたが・・・

https://favour-hair.com/haircolor/how_to_keep_your_hair_color_from_fading/

 

今回はカラーの色持ちを良くするために僕が美容室でやっていることについてお話をします。

 

 

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放置時間どれくらい置いています?

実は、各メーカーこれくらいの時間放置してください

という目安が書いてあります。

 

よく見ると意外と長いんですよね。

 

○染め方

放置時間は自然放置で約30分間です。

また、硬毛など染まりにくい毛髪や白髪量の多い場合はやや長めに時間ととってください。

 

 

カラーの持ちが悪いのは美容師にも原因があったりします。

きちんと放置時間をおかないと色味が完全に髪の毛に入らなくなるわけです。

 

これが完全発色!

カラーの発色をグラフで表すと

 

カラー剤の仕組みは実は2段階構成になっています。

  1. 髪を明るくする
  2. 色を入れる

実はこれ・・・

完全に同時に行われているわけではないのです。

 

カラー剤の仕組みとしては

  1. まずブリーチ剤で明るくする
  2. そして色味を入れていく

という順番に反応が起こるようになっているのです。

 

つまり色味が入っていくのはある程度時間を置いてからなんです。

 

色持ちが悪いというのは完全に色味が入る前に流してしまうからすぐ抜けてしまうということもあるのです。

 

安売りサロンのように回転を重視するサロンだとカラーの放置時間は短めになります。

 

 

僕のように完全マンツーマンでやる場合は、ゆとりを持って予約を入れているため、そこまで急ぐ必要はないのですが・・・

 

アシスタントを使ってとにかくたくさんこなそうとする店

予約の管理ができず、お客様が集中しすぎてパンクするような店

などは放置時間が短くなる、あるいは異常に長くなる傾向にあります。

 

そういった店に行ってしまうとカラーのクオリティは非常に低くなります。

 

すぐ色が抜けた・・・

ちゃんと染まっていなかった・・・

 

下手な店でカラーをすると表面は綺麗に染まっているように見えても、内側をめくってみると全然染まっていないというケースがあります。

 

これは技術的にきちんと塗布ができていないというのももちろんありますが・・・

きちんと時間を置かずに流してしまうからというのもあります。

(白髪染めは特に顕著です)

 

完全発色させるだけでだいぶ色持ちは良くなります。

 

放置時間をしっかりおくことを意識してから

ヘアカラーの仕上がりがそして・・・

お客様の反応が明らかに良くなりました!

 

最近の自分の研究により、完全発色させるということ以外にもカラーのクオリティを上げる工夫をたくさんしております。

また、ブログで少しずつ紹介していきたいと思います。

 

 

クオリティの高いヘアカラーは是非おまかせを!

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