レイヤーが入っているロングヘアに縮毛矯正をすると…
一般的にはレイヤースタイルの縮毛矯正は難しいとされています。
段が入っているとどうしても毛先がパサついて見えやすくなってしまうからです。
今回はそんなレイヤースタイルのお客様の縮毛矯正についてご紹介したいと思います。
ご来店時の状態
かなり内側の癖が強く、うねってしまっています。
いつも暑いので縛ってしまっていることが多いそうです。
レイヤースタイルの縮毛矯正は難しい
一般的にはレイヤースタイルの縮毛矯正は難しいとされています。
どうしてなのでしょうか?
一つの理由は段が入っていると、どうしても毛先がパサついて見えやすくなってしまうということです。
もう一つは表面の髪が短くなることで、重さがなくなり、縮毛矯正の持ちが悪くなってしまうからです。
なので、基本的には縮毛矯正をする方は段はあまり入れず、重めのスタイルにされた方が見た目の仕上がりも、扱いやすさもよくなります。
お客様の例だと既にレイヤーが入っているスタイルなので、毛先のパサつきをどこまで抑えられるかが鍵となります。
今後はお客様としても、だんだん重めのスタイルに切り替えていきたいとのことです。
今後のことも考えてダメージを抑えた施術をしていきます。
今回はタンニンや活性ケラチンなどの成分を使って髪を補強しつつ、質の良い仕上がりを作っていきます。
詳しい薬剤の仕組みなどはブログには書きませんが、「一般的な縮毛矯正」よりも工程数が多くなっており、その分クオリティの高い仕上がりを実現しています。
毛先はバックウェーブといってクセが戻ってきてしまっているので全体の縮毛矯正をしました。
仕上がり
今回も乾かしただけの仕上がりです。
仕上げにアイロンは使用していません。
カットはせず全体の縮毛矯正のみ施術をしています。
かなりうねりの強かったクセをきれいに伸ばすことができました。
毛先のパサつきも抑えることができました。
このように天使の輪もできました。
内側もこのようにきれいに伸びています。
艶々さらさらな仕上がりに感動していただきました。
指通りもかなりよくなっています。
ビフォア・アフター
艶々な仕上がりになったのはもちろん手触りもかなり向上して、感動していただけました。
縮毛矯正を2〜3ヶ月に1回かける方もいらっしゃるようですが、多すぎです。
実際に縮毛矯正の頻度はそこまで高くなくても大丈夫です。
長さにもよりますが、一度きれいにかかればもっと長持ちするので縮毛矯正の持ちでお悩みの方もご相談ください。