面長でも似合う!襟足に長さを残したショートヘア
面長だとショートヘアは似合わないかなぁ…
なんて思う方が多いようです。
事実、面長の方で特に顎がとがっている方はカットのバランスでショートヘアが似合ったり、似合わなかったりもします。
今回はそんな面長の方にオススメの襟足に長さを残したショートヘアの施術例をご紹介します。
切る前
ブログを見てご来店くださいました。
ありがとうございます!
さてまずは切る前の状態です。
全体に削がれすぎなためパサっとした印象になってしまっています。
削がれすぎているために顔周りがはねてしまっています。
パサつきを抑えようと重めのトリートメントを使用しているようですが…
全体にベトっと重たい印象になってしまっています。
今回は長さを整えつつ、軽さと女性らしい丸みのあるショートヘアにしていきます。
軽さとまとまりのあるショートヘアにするために
余計な皮膜を取る
まずはシャンプーで髪についている余分な皮膜をとります。
軽さのあるショートヘアにしたい場合、重いトリートメントやオイルの成分が髪に残っていると綺麗なヘアスタイルができません。
まずは余計な皮膜を取る作業が必要です。
カットの前にまずは綺麗なヘアスタイルを作るベース作りが大事になります。
カットでツヤを取り戻す
顔周りがはねてしまうのは単純に伸びてきたからというのもありますが、削ぎ方にも問題があります。
カットで必要なところは削ぎを入れ、不必要なところは残し、バランスを整えます。
するとカットを繰り返すうちにだんだんとまとまりのあるヘアスタイルになっていきます。
カットはベースカットと削ぎのバランスが重要なのです。
Point
- シャンプーで余計な皮膜を取る
- カットでツヤを取り戻す
面長の方へのショートの似合わせ
面長の方は前下がりのショートヘアはNG
イラストで見てもわかるように面長の方で特に顎がとがっている方は前下がりのショートヘアにしてしまうと余計に顎がとがって見えてしまいます。
後頭部の縦の長さに対して額から顎までの距離が長く見えてしまうからです。
後頭部の長さと顔の長さの比率が同じになるようにカットすることで面長感を緩和させることができます。
もし面長を気にしているなら、前下がりのショートボブを避け、襟足に長さを残すのがオススメ。
その際、あまり襟足の長さが長すぎるとそれはそれでバランスが悪くなってしまうので、骨格の比率似合わせたカットが重要になります。
Point
- 面長の方がショートにする場合前下がりはNG
- 襟足に適度に長さを残して似合わせる
仕上がり
仕上がりです。
襟足が透けるようにカットすることで首がすっきりと見えるショートヘアになりました。
大人女性に人気の襟足のデザインです。
シルエットに丸みを出してショートにしても女性らしさを失わないようにカットをしています。
シャンプーでベタつきを取り除き、カットでツヤを取り戻していくことで軽さとまとまりのあるショートヘアになりました。
ビフォア・アフター
最近はショートボブが人気ですが、こういった襟足が軽めのショートスタイルも春夏にオススメです。
一人一人に似合わせるショートヘアは是非お任せください!