直毛で硬い髪質の方にオススメのパーマショートヘア
どうも
ショートヘアが得意な美容師 TAKUYAです。
顧客の9割はショートヘアと言っても過言ではないほどショートヘアのオーダーが多いです。
最近では波瑠さんのショートと似合わせについて美容師が切って解説してみたという記事を見てご来店される方も多く、ショートにパーマをかけたいというオーダーがとても増えております。
今日はそんなショートヘアのパーマの施術例を紹介したいと思います。
施術前
ビフォアは撮り忘れてしまったのですが、お客様の元の髪は直毛で硬い髪質(しかも多毛)。
直毛の方は「ツヤが出やすい」というメリットがある反面、髪がまっすぐすぎることで
- ボリュームが出にくい
- 丸みが出にくい
などのデメリットもあります。
直毛すぎる髪質の方はパーマをかけるのがオススメです。
直毛で髪がしっかりとしている方はパーマがかかりにくいと言われますが、一度かかってしまえば持ちが良いことが多いです。
髪がしっかりしている方は、髪の内部のタンパク質が多いです。
髪の内部のタンパク質が移動してパーマがかかるのですが、タンパク質が多い方が一度かかるとしっかりとパーマが持ってくれるわけです。
硬い髪質の方はパーマがかかりにくいが、一度かかると持ちが良いというのが特徴なのです。
ばっさりカットしてパーマをかけました。
カットパーマ後の仕上がり
マッシュショートがベースのカットをした後、パーマをかけた仕上がりです。
パーマをかけると曲線ができて女性らしいショートヘアになりますね!
最近オーダーの多い、波瑠さん風のショートヘアに仕上げさせていただきました。
(襟足や前髪など全体の長さのバランスなどお客様の好みに合わせて少しアレンジさせていただいています。)
パーマのスタイリングのコツ
今回は毛先が半乾きの状態でツヤの出るワックスを揉み込むようにつけて仕上げています。
お客様にも毎回ご説明していますが、パーマのスタイリングは少しコツがいります。
慣れるまで難しく感じる方もいるかもしれませんが、お家でできる一番簡単な方法はムースを使ったスタイリングです。
僕がよく使うムースです↑
ウェットな感じでしっかり固まってスタイルをキープしてくれます。
スタイリングの方法は簡単です。
- タオルドライでしっかり髪の水分を取る
- ムースを髪全体に揉み込んで形を作ります
- あとは自然乾燥させるだけで完成
このムースを使って自然乾燥させる方法が一番簡単にスタイリングができます。
濡れている状態は髪を自由に動かしやすいのでスタイリングがしやすいのです。
コツはタオルドライであらかじめしっかり水分を取っておくことです。
パーマのかけたては水分を含むとくりっとカールが出やすいのですが、時間が経ってパーマが落ちてきたらカールが出にくくなってくるので毛先の水分量を増やしてしっかり揉み込むとカールが出ます。
コツを知っていると長くパーマスタイルが楽しめるのでパーマをかける方は是非参考にしてみてください。
似合わせだけでなく、髪質を生かしたカットやパーマは是非おまかせを!