アイロンなしで艶のある仕上がりになる縮毛矯正の技術について

2020年6月30日

柔らかい仕上がりの縮毛矯正 ビフォア・アフター

 

 

今日はロングヘアの縮毛矯正について紹介します。

自然で柔らかい仕上がりにしたいという方も多いと思います。

 

 

スポンサーリンク

2〜3ヶ月に1回くらいカラーをしている髪

 

縛りくせも残っているので実際よりもクセが強く見えますが、内側がうねって膨らんでしまうタイプのくせ毛です。

 

2ヶ月に1回くらいのペースでリタッチをされている方ですが、時々ノンジアミンカラーで全体染めをしています。

 

 

柔らかい仕上がりにするためには?

毛先までツンツンになってしまって、カットすると不自然になってしまったという方もいるかもしれません。

シャキーンとした仕上がりにしたい方はそれでも良いのかもしれませんが、それが嫌という方も多いのではないでしょうか?

真っ直ぐになっても不自然なのは嫌な方がほとんどだと思います。

 

自然で柔らかい仕上がりになるように縮毛矯正をかける方法は色々とあります。

薬剤で調整する方法やアイロン施術の仕方などです。

 

特に硬い仕上がりになってしまう理由の一つとして、矯正の施術の際に高温のドライヤーやヘアアイロンが原因でタンパク質が変性をして凝集してしまうことがあげられます。

例えば、卵は主にタンパク質でできていますが、焼くと固まって目玉焼きになりますよね。

簡単に説明すると、それがタンパク質の凝集なのです。

 

タンパク質は一度硬くなってしまうと勝手に柔らかい状態に戻ることはありません。

なので「予防」と「対処」が重要になります。

 

まずは予防が大事ですね。

そもそもタンパク質が硬くならないように中間処理で特殊な処理剤を使用しています。

そうすることで少しでも髪が硬くなるリスクを抑えることができます。

どんな施術でもそうですが、ダメージさせてからどうするのか考えるのでは遅いです。

そもそものダメージを減らそうとすることが最も大事だと思います。

そこをちゃんと考えてくれる美容師でないと、髪がどんどんボロボロになってしまいます。

 

次は既に硬い髪への対処です。

毎日アイロンしてしまう方や過去に縮毛矯正をかけたことがある方だと、すでに髪が硬くなってしまっている場合もあります。

硬くなってしまっている髪に柔らかさを戻すために脂質(CMC)やその他の有効成分をたっぷり入れ込んでいきます。

 

たくさん薬剤はありますが、一つ一つや使う目的が異なり、使用するタイミングに意味があります。

使い方を間違えると同じものを使っても全く効果がなくなります。

 

髪質に合わせたケアをしながらきれいにしていきます。

 

 

ドライ仕上げ

アイロンなし。

乾かした状態です。

毛先まで自然なストレートです。

 

柔らかい仕上がりの縮毛矯正 アイロンなしの仕上がり

 

毛先が柔らかくしなやかに動きます。

 

 

 

動画で仕上がりを見てみましょう

 

柔らかい仕上がりになりましたね!

 

 

 

自然な仕上がりの縮毛矯正をご希望の方はぜひご参考にしてみてください。

 

 

 

スポンサーリンク