ショートボブに縮毛矯正をかけて手で乾かしただけで自然な内巻きに
縮毛矯正で丸みが出るの？
と不思議に思う方も多いと思います。
まだまだツンツンした仕上がりになると信じている方が多いです。
ですが、最近では縮毛矯正の技術を見直すことで自然な丸みを出せるようになりました。
うまくかかると手で乾かしただけで自然な内巻きにすることができるようになります。
今回はショートボブに縮毛矯正で丸みを出した例をご紹介したいと思います。
一見縮毛矯正は必要なさそうですが…
最後に縮毛矯正をかけてからおよそ４ヶ月ほど経っているそうです。
ぱっと見て大きくうねるような癖もなく、縮毛矯正は必要なさそうですが…
だんだん表面にふわふわチリチリとしたくせ毛が出てくるのが悩みだそうです。
また、縮毛矯正をかけているがゆえに毛先がまっすぐになりやすく、乾かしただけでは自然な内巻きにならないようです。
お客様の希望としては
丸みのあるショートボブにしたい！
ということで今回は縮毛矯正とカットで丸みを出していきます。
ダメージを最小限に抑えた施術をする
本来であれば根元の伸びてきた部分を縮毛矯正するのが理想的です。
ですが、毛先がまっすぐになりすぎている場合など修正が必要な場合は、毛先を丸めるためにもう一度毛先部分をかけなおす必要があります。
そこで今回はダメージを最小限に抑えるために
- 根元のくせが出てきた部分およそ4cm
- 毛先のピンピンする部分
この２か所にだけに縮毛矯正をかけ、中間部分のすでに縮毛矯正がかかっている部分は薬剤がつかないように施術をしていき、髪の余力をなるべく残すことができるように施術をしていきます。
今回は毛先にヘアカラーのダメージもあるので根元と毛先で薬のパワーを変え、塗り分けていきます。
薬剤のパワーをなるべく抑えた施術をすることで髪へのダメージを最小限に抑えることができるのです。
アイロンの工程で丸みを出す
縮毛矯正で丸みを出すためにはアイロン工程が非常に重要になります。
一般的な縮毛矯正の手順は
- １剤をつけて髪の結合を切る
- 薬剤を流す
- 乾かしてアイロンでくせを伸ばす
- ２剤で髪の結合をもう一度くっつける
という順番になります。
丸みを出すためには「３番目のアイロンでくせを伸ばす工程」が最も重要になります。
この時にうまく丸みが出るように施術ができないと、仕上げの時に乾かしても、もとのツンツンな状態に戻ってしまいます。
また、あまりに高温のアイロンで力強くプレスしてしまうと髪が潰れて、硬い仕上がりになってしまいます。
伸びるギリギリの温度設定で優しくアイロンをすることで縮毛矯正をかけても柔らかい質感に仕上がるのです。
仕上がり
今回もブラシは使わず、手で乾かしただけの仕上がりです。
ブラシやアイロンで曲げようとしなくても、自然な内巻きになっているのがわかると思います。
綺麗な丸みのあるシルエットになりました！
当たり前かもしれませんが…
内側をめくってみても綺麗にくせが伸びています。
仕上がりを動画でも見てみましょう！
ふわふわしたくせ毛が綺麗に伸びてツヤツヤになっています。
縮毛矯正特有の硬さはなく、柔らかい仕上がりになっていることが動画でもよくわかると思います。
ショートボブはこうやって耳にかけても可愛くなりますよね！
ビフォア・アフター
縮毛矯正をかけてコロンと丸い可愛らしいショートボブになりました。
縮毛矯正をかけている方はロングにして重めの髪型をお勧めされることが多いと思いますが、このようにショートボブも楽しむことができます。
縮毛矯正でいつもまっすぐになりすぎてお悩みの方は是非一度ご相談ください。
縮毛矯正で丸みを出したい方はこちらも参考にしてみてください↓
https://favour-hair.com/straight/inner_winding_shorthair/
https://favour-hair.com/before_after/diamond_bob_by_straight/