丸顔やベース型の方のショートボブと似合わせ
どうも
美容師のTakuyaです。
最近毎日のようにご新規の方からご予約頂いております。
本当に嬉しいです!
ありがとうございます!
今回ご紹介するお客様はこちらの記事を見て来ていただきました↓
実は最近・・・
このショートにしてみたいです!
というオーダーが非常に多いのです。
お客様の実例を見て
こんな感じにしてみたい!
と言っていただけるのは本当に嬉しいですね。
まずは今回のビフォアから
ビフォア
髪を結んでいたのをほどいたので結び癖が出ております。
後ろはボブから伸ばしているのでまっすぐ・・・
お客様データ
小さなお子様がいらっしゃるので長いと毎日乾かすのが大変
ボブにすると肩にぶつかってはねてしまうのが悩み
顔型は丸顔でややベース型
子育ての合間にいろいろとブログを読んでくれていたそうです。
本当にありがとうございます!
お悩み解決
ボブにすると肩にぶつかってはねてしまうというお悩み・・・
ご来店時の状態はボブから伸ばした状態で
カットラインがまっすぐでてしまっています。
実は髪は短い方から長い方へ向かって流れるという性質があります。
このカットラインは
髪が短い襟足から長い耳上の毛あたりに向かって毛先が流れやすく、
特に肩にぶつかると毛先が外側に向かってしまいはねてしまいやすいのです。
もしこの長さをあまり変えないなら、
前上がりにカットするとはねにくくなります。
今回のお客様の場合、ボブくらい短くするならワンレングスでカットするよりも
グラデーションカットで丸みを出すとはねにくくなります。
丸顔やベース型の方への似合わせ
お客様のご希望はこちら↓
ですが、この写真のお客様(面長)と違い、
今回のお客様の顔型は丸顔でややベース型です。
実は丸顔やベース型の方で前髪がある場合は
このままショートボブに切ってしまうとあまり似合わないことが多いです。
このちょうど顎くらいの長さはより顔を丸くみせてしまいます。
デルブーフ錯視という有名な錯視なのですが、
真ん中の円は同じ大きさなのに左側の方がなぜか大きく見えます。
目を囲うようにアイメイクをすると目が大きく見えますよね?
それと同じ目の錯覚が起きるためです。
ショートボブにすることによって
顔が丸い方はさらに丸く
顔が大きい方はさらに顔を大きく
見せてしまうのです。
同じ髪型にするにしても人それぞれ顔の形は違います。
そのため、髪を切るときにはお客様の最も似合うバランスを探してからカットします。
丸顔の方が短いショートボブにする場合、
前髪を作らない、または眉上バング
外ハネを取り入れてシルエットを丸くしない
などの方法で似合わせます。
今回の場合、お客様のご希望としては
前髪は伸ばしたくない
外ハネよりも内巻きが好み
ということでしたのでサイドの毛は長めに設定させていただくことにしました。
全体的な骨格のバランスを見て今回はショートボブではなく、ボブに切ります。
今回のケースのようにそっくりそのままのカットをしてもぴったりあなたに似合うとは限りません。
これと同じにしたいです!というオーダーでも必ず似合わせについてお客様と話しながら、髪型は決めていきます。
切ってしまってから
ショートにしたらなんか失敗したなぁ・・・
と感じてしまったらお客様だけでなく、切った美容師としても悲しいですからね。
似合わせ理論に基づいてご希望に近づけつつ、あなたにぴったりの髪型をご提案いたします。
アフター
アフターです。
少し段差を入れてシルエットに丸みのあるボブにしました。
微妙なカットラインのズレを理由し、丸みを出しています。
髪質的に内巻きになりにくい方も、勝手に丸みが出るのでお手入れも楽です。
丸みが出て可愛らしいボブになりましたね!
最初のご希望とは違う髪型ですが、なるべくお客様のご希望に近づくようにシルエットを作っています。
ビフォア・アフター
まずは後ろ
右サイド
グラデーションカットで丸みを出しているので
普通のワンレンボブにするより、はねにくくなっています。
左サイド
コンパクトで丸みのある可愛らしいボブへと大変身を遂げました!
カラーしようかなと迷っていたようですが・・・
黒髪のままカラーしなくても素敵だと思いますよ!
ありがとうございました〜。
P.S
こんな綺麗なボブは初めてです!
とご連絡いただきました。
ご主人にも褒められたそうで良かったですね( ^ω^ )
ショートやボブの似合わせは是非お任せください!