オーガニックカラーでかぶれた?

2017年11月3日

美容室でのカラーをするとかぶれてしまい

皮膚科でお薬をもらわないと頭皮がただれてしまうようになった

美容室で相談したところ

オーガニックカラーというものを勧められたが

やっぱりかぶれてしまった・・・

 

先日こういうご相談をいただきました。

 

 

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オーガニックカラーって?

オーガニックカラーと言ってもたくさんありますが・・・

 

日本は規制が緩いのでほんの数滴でも

オーガニックの成分が入っていれば

オーガニックと名乗れてしまいます。

 

オーガニックカラーと言っていてもその実態は

普通のカラー剤とほとんど変わらないわけです・・・

 

 

 

例外としてイタリアなど海外で認証されたオーガニックカラーというものものあります。

具体的な商品名は差し支えるので控えますが、96%以上の成分がオーガニックの成分でできているようです。

 

海外は使用を禁止されているため、パラフェニレンジアミンも入っていない!

 

ということで期待したのですが・・・

 

よく調べてみると

トルエン-2,5-ジアミン

が入っているんですよね・・・(;´瓜`)

 

これはパラフェニレンジアミンと似た構造の成分で

刺激やアレルギーなどを起こす可能性のある物質です。

 

 

もちろんヘアカラーとしては素晴らしいもののようです。

これだけオーガニックの成分が含まれているカラー剤は他にないです。

 

実際にカラーした方のお話を聞くと

刺激を感じにくかったり、手触りが良かったり

と良い面もあるようです。

 

 

ただ、一度ヘアカラーでかぶれてしまっている方に使用するのはリスクがあります。

 

ご相談いただいたお客様も結局、

その時はいつもより刺激を感じなかった

結局、時間が経ってかぶれてきてしまった

ということらしいです。

 

ジアミンアレルギーの場合はたとえ微量だったとしても、ジアミンが入っていれば結局かぶれてしまうのです。

 

だからこそノンジアミンカラーをするお客様にはカップや刷毛だけでなく、クロスや使用するタオルにまで気を使うのです。

 

 

すでにヘアカラーでかぶれてしまっている方は

オーガニックカラーと言われるものをする場合も念のため一度パッチテストをしてから使った方が良いでしょう。

 

 

 

ハーブカラー

ボタニカルカラー

オーガニックカラー

・・・

 

というと聞こえは良いかもしれませんが、そのほとんどは普通のカラー剤とあまり変わらない成分でできています。

 

あまりイメージに踊らせれないようにしたいものです。

 

 

本当の意味でのオーガニックカラーとは?

真のオーガニックカラーとは天然100%のヘナです。

 

もちろんジアミンは入っていません。

 

 

デメリットとしてはヘアカラーとしては非常に使いづらいということです。

 

黒髪は明るくすることができません。

 

天然の草なので白髪が

オレンジに色づくだけです。

 

 

インディゴと言って青い色素もあるのですが、

どんな発色をするか事前に読みづらいです。

 

とにかく狙った色になかなかなってくれないというのが難点です。

 

だからこそケミカルヘナのように成分を調整したものが出回っているのだと思いますが・・・

 

ヘアカラーでかぶれてしまう方は

このような色味の点が我慢できるようであれば、天然100%のヘナで染めるというのも選択肢の一つです。

 

 

しっかり染めたい

もっといろんな色味を楽しみたい

という場合はやはりノンジアミンカラーがオススメです。

 

ヘアカラーのトラブルでお悩みの方は是非一度こ相談ください。

 

 

https://favour-hair.com/non-diamine-color/

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