ジアミン以外のかぶれやすいヘアカラーの成分とは?

2017年11月2日

最近はヘアカラーを起こす原因となる成分としてパラフェニレンジアミンという言葉を聞いたことがある方もだんだん増えてきていると思います。

 

今日はその他にもかぶれを起こす際に原因となる成分があるので少し紹介したいともいます。

 

 

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カラー剤に含まれるかぶれを起こしやすい成分

パラフェニレンジアミン

トルエン-2,5-ジアミン

パラアミノフェノール

メタアミノフェノール

 

この4つの成分がかぶれを起こしやすいと言われております。

 

 

この中でもアレルギーを発症するリスクが高いものが

パラフェニレンジアミントルエン-2,5-ジアミンです。

 

パラアミノフェノールやメタアミノフェノールなどの

フェノール系の成分はジアミンと比べればマシですが、

刺激性やアレルギーの可能性がある成分です。

 

 

まず、市販のカラー剤の成分を見てみましょう↓

有効成分と書かれている部分が染料の成分になります。

 

 

こちらには

トルエン-2,5-ジアミン

パラアミノフェノール

メタアミノフェノール

がやはり含まれています。

 

こちらのカラー剤にも

パラフェニレンジアミン

パラアミノフェノール

メタアミノフェノール

が含まれています。

 

 

このような一般的なヘアカラー(酸化染毛剤)だけでなく、プロが使うカラー剤にも基本的にジアミンは含まれております。

 

(最近はパラフェニンレンジアミンやトルエン-2,5-ジアミンなどを含まないフェノール系だけの酸化染毛剤もありますが)

 

ジアミンアレルギーを発症している方はジアミンというがほんのすこしでも含まれていれば、やはりかぶれてしまうのです。

 

 

かぶれないからと美容師から勧められたけど・・・

 

最近は他店でヘアカラーをして頭皮がかぶれてしまった

などのトラブルのご相談をいただく機会が多くなりました。

 

同業者として恥ずかしい限りなのですが・・・

ヘアカラーの成分やアレルギーに関しては本当に無知な美容師が多いです。

 

頭皮に優しいカラーだから大丈夫

これは低刺激だから大丈夫

うちで扱ってるのはオーガニックカラーだから大丈夫

 

などとお客様に伝え、

ジアミンが含まれるカラー剤を使用し、

結局かぶれてしまうということが多いようです。

 

ヘアカラーでかぶれてしまう方に関しては

ジアミンが入っているかどうかが重要です。

 

その他の成分がいかに素晴らしくても

結局、ジアミンが微量でも入っていればかぶれてしまうのです。

 

 

ノンジアミンカラーに関しては一般の美容室ではまだまだ取り扱いが少ないのが現状です。

 

ヘアカラーでかぶれてしまった・・・

ピリピリと刺激を感じる・・・

 

という方は是非一度ご相談ください。

 

今回はカラーの1剤に含まれる最もアレルギーを起こしやすいジアミン成分についてお話ししましたが、アルカリや過酸化水素が原因で刺激を感じてしまっているということもあります。

 

ヘアカラーでかぶれや刺激を感じるなどご心配の方は是非一度ご相談ください。

快適なヘアカラーができるように最適な方法をご提案します。

 

 

詳しくはこちらから↓

 

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