ヘアカラーでピリピリ・・・もしかしてアレルギー?

2017年10月12日

 

なんかピリピリするな・・・

しみるな・・・

ヘアカラー後に皮膚がかぶれてしまった・・・

 

ヘアカラーでの不快感を我慢している方も多いのではないでしょうか?

もうどうしようもないのだと・・・

 

最近はニュースでもジアミンアレルギーが話題になりました。

 

もしかしたら私ってニュースでやってたアレルギーなんだろうか?

 

 

そんな方は・・・

 

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まずはパッチテスト

美容室でのヘアカラー(アルカリカラー)でピリピリしてしまう場合

パッチテストをすることをお勧めします。

(本当はそうなってしまう前に事前に行うのが理想です。)

 

パッチテストのやり方は簡単です。

 

こちらの記事でやり方の解説をしたのでぜひ参考にしてみてください。

 

 

 

もしパッチテストで赤くなってしまった場合ジアミンが入ったヘアカラーはやらないでください!

ジアミンアレルギーの可能性が高いからです。

 

また、ヘアカラーでしみてしまうけど中にはパッチテストは問題なかったという方もいると思います。

 

実は・・・

 

ヘアカラーでかぶれる原因は2種類あります!

ヘアカラーで起きる皮膚のトラブルの原因は大きく分けて

一次刺激性接触皮膚炎

アレルギー性接触皮膚炎

の2つに分けられます。

 

かぶれるのはジアミンアレルギーだけではないのです。

順番に見ていきましょう。

 

 

一次刺激性接触皮膚炎

直接的な皮膚の刺激により炎症を起こすものです。

アレルギーとは無関係なので誰でも発症する可能性はあります。

普段は平気という方も体調によってはしみてしまったりすることもあります。

 

こちらはアルカリ過酸化水素水に反応して起きてしまうことが多いようです。

どちらも酸化染毛剤には欠かせない物質です。

アルカリの量が多いほど明るくする力は強くなります。

また、それに従って刺激も強くなります。

 

ブリーチ(金髪にする)をしたことがある方はわかると思うのですが、結構ピリピリしますよね。

ブリーチ剤にはジアミンが入っていないのですが、ピリピリしてひどいと火傷のようになってしまうこともあります。

これは一次刺激性接触皮膚炎によるものです。

 

このようにアルカリや過酸化水素水の濃度によっても刺激が出るか出ないかは変わってくるのです。

強い刺激を感じたらなるべくすぐ流しましょう。

 

また、薬剤が触れている時間も関係しています。

薬剤の濃度と時間が濃く、長いとそれだけ刺激を感じると思ってください。

 

 

アレルギー性接触皮膚炎

文字通り接触することによりアレルギー症状を起こし、かぶれを起こします。

 

パラフェニレンジアミンにアレルギーがある場合は反応してかぶれてしまいます。

しかも、一度アレルギーになってしまうと繰り返し触れるたびに症状は悪化していきます

最初はしみる程度かもしれません。

だんだん症状が悪化するとアナフィラキシーショックといって短時間でアレルギー症状が出てしまい、最悪は命にかかわることもあります。

 

ヘアカラーでアレルギーになってしまうのはこのパラフェニレンジアミンのアレルギーがほとんどです。

 

これは先ほどの一次刺激性接触皮膚炎と違い、微量でもついてしまうと反応してしまいます

 

 

頭皮につけなければ安心なのか?

カラーを塗布するときに頭皮につけなければ大丈夫と思っている美容師が多いです。

 

たしかにアルカリや過酸化水素水に反応する一次刺激性皮膚炎の場合は、頭皮から離して塗ることで頭皮の刺激を抑えたカラーをすることができます。

ですが、ジアミンアレルギーの場合は意味がありません。

 

仮に頭皮に全けずに濡れたとしてもシャンプー台で必ずついてしまうからです。

 

そうするとお家に帰って時間が経ってから症状が出てしまうことがあります。

 

一度でもアレルギー症状が出てしまったら、触れるたびに悪化してしまうということを忘れないで頂きたいです。

ちょっとくらいなら大丈夫だろうとここを甘く見てしまう方が非常に多いのですが、悪化させないためにもここはもう少し真剣に考えて頂きたいです。

頭皮につけずに塗っても結局、流す時にはジアミンに触れてしまうのです。

パッチテストをしてもし赤くなってしまうようでしたらジアミンを配合したカラーは使用を控えてください。

 

もしヘアカラーの皮膚トラブルに悩まされている方がいらっしゃいましたら、ノンジアミンカラーのご用意もございますので是非一度ご相談ください。

 

 

ノンジアミンカラーについて詳しくはこちらをどうぞ↓

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