くせ毛?ダメージ?その見分け方と美髪縮毛矯正から3ヶ月後まで
初めていらっしゃるお客様は縮毛矯正のダメージをすごい気にされているケースが多いです。
ですが、実際によく見てみるとダメージしているのではなく、ただ単に伸びていないというケースもあります。
今回はそんなダメージなのか縮毛なのか見分けが難しい髪質の縮毛矯正について解説します。
ご来店時
さて皆様はこのビフォアの状態を見て傷んでいると感じますでしょうか?
頭頂部から中間のあたりまで髪の毛がビリビリとした形状の髪なのがわかると思います。
ヘアカラーも毎月されているのでもちろん全く傷んでいないわけではないと思います。
ですが、このビリビリとした髪は意外に思うかもしれませんが、くせ毛なのです。
くせ毛?ダメージ?
くせ毛というとどうしたも波状毛のように大きくうねるような癖を想像しがちです。
ですが、そんな波状毛の方でも部分的に縮毛や捻転毛、連珠毛が混ざっているケースもあります。
そういった癖がある方はやはりチリチリとした質感に見えやすいです。
なので一見するとダメージがあるように見えてしまうことも多いのです。
ダメージではなくて伸びてないだけかも
上記で解説したようにお客様はビビリ毛になってしまったと思っていても、実は案外ただ伸びていないだけのことも多いです。
伸びていない場合は一度薬剤で癖の形状をほどいてあげてから伸ばせば良いだけです。
ただし、縮毛矯正をして明らかにビリビリした髪が増えた場合はダメージによるものである可能性が高いため注意が必要です。
綺麗にできるかは髪のやはりダメージ具合の見極めが重要になります。
癖なのかダメージなのか見分ける方法
お客様がご自身で見分ける2つの方法について解説します。
伸びてきた根本をみる
1つ目の見分ける方法は最後に縮毛矯正をかけてから時間が経過していれば簡単です。
最後に縮毛矯正をかけてから5ヶ月経つと根本の髪はおよそ6cm髪は伸びます。
縮毛矯正のかかっていない根本のの部分を見てみてチリチリしたものが混じっているようであれば、くせ毛である可能性が高いです。
ただ、単にいつも伸びていないということです。
これは特に、連珠毛や捻転毛が混じっている方に多い傾向です。
そうでなければ、やはり縮毛矯正のダメージの可能性が高いですね。
そのチリチリは根本にあるか毛先にあるか?
縮毛矯正のダメージは毛先に出ることが多いです。
実際に縮毛矯正のダメージによって根本からビリビリになっているというケースは珍しいです。
毛先がビリビリになってしまっているケースの方が圧倒的に多いです。
根本付近からチリチリとした髪になっている場合はくせ毛の可能性も考えないといけません。
縮毛矯正をかけてからチリチリした毛が増えているか?
3つ目の方法は縮毛矯正をかけてから明らかにチリチリした髪が増えた場合です。
こうなると縮毛矯正の失敗による可能性が非常に高いです。
ですが、これはお客様の判断では難しいこともあります。
例えば根本のみ縮毛矯正のリタッチをしたのに毛先がチリチリした質感になってしまったという場合です。
この場合2つのケースが考えられます。
- 根本の薬が流す時に毛先に伸びて、本当に毛先がダメージしてチリチリになってしまっている場合
- 根本が綺麗になったことで毛先と根本の質感に差が出てしまっている場合
2の場合は縮毛矯正をかけてから時間が経ってしまったことで、毛先の部分が癖戻りをしているケースも考えられます。
そのほかにも見分ける方法はあるのですが、お客様ご自身で判断されるのはどれも難しいと思います。
よくわからないけどとにかく髪を綺麗にしたいという方は、中途半端な自己判断はやめて、やはりプロに相談するのが一番だと思います。
仕上がり
縮毛矯正の仕上がりです。
綺麗なツヤ髪になりました。
終わった後に外で撮らせていただきました。
ありがとうございます。
ビフォア・アフター
ビフォア・アフターです。
縮毛タイプの癖の髪質でしたが縮毛矯正をかけることでツヤ髪になりましたね。
3ヶ月後のご来店時の状態
気になる方も多いと思うので、その後の様子も載せておきます。
およそ3ヶ月経過したご来店時の状態です。
お客様に確認したところ、アイロンしないで乾かしただけの状態とのことです。
毛先に多少の劣化は見られますが、綺麗な状態を維持できているので喜んでいただけました。
綺麗になった後もそれを維持するためには、髪の毛をしっかり乾かす、毎日アイロンしすぎないなど最低限のケアはかならず続けることが重要になります。
ビフォア・アフターと3ヶ月後の状態
最後にまとめてみました。
ダメージが気になるという方も実際に見てみると意外とくせ毛の形状に悩んでいるケースも多いです。
髪のダメージが気になる方、いつも癖が伸びないとお悩みの方は一度プロに相談しましょう。