四角いボブを縮毛矯正とカットでひし形ボブに

2018年7月30日2018年10月17日

みなさんにとって縮毛矯正のイメージってどんな感じですか？

ものすごく傷む？

不自然にまっすぐになりすぎる？

そんなイメージを持っている方もまだまだ多いと思います。

髪質をうまく見極め薬剤の選択、アイロンの工程など工夫することができれば

必要以上のダメージを抑えることができ、サラサラなストレートヘアにすることができます。

また、縮毛矯正をかけて丸みのあるスタイルを作ることもできます。

今回はそんな丸みのある縮毛矯正の施術について紹介したいと思います。

縮毛矯正は毎回毛先までかけるべき？

いつもお願いしている美容師さんがやめてしまったそうで…

ブログを見てご来店くださいました。

前回の縮毛矯正からおよそ４ヶ月経つそうです。

もともと毛量が非常に多く、また、若干内側にうねるクセがあるために４ヶ月も経つとだいぶ膨らんできてしまうようです。

前回まで担当されていた美容師さんが綺麗な内巻きになるように上手に縮毛矯正をかけてくれていたようで、よく見ると毛先にはまだ丸みが残っています。

そこで今回は伸びてきた根元付近だけ縮毛矯正をかけることにしました。

今までは毎回毛先まで縮毛矯正をかけていたようなのでこの選択には少し驚かれていました。

一応解説しておくと、基本的に縮毛矯正は一度かけたところは半永久的にかかった状態になります。

毛先の癖の状態に特に問題がなければ毎回毛先まで縮毛矯正をかける必要はありません。

毎回毛先までかけると必要以上のダメージが蓄積されてしまうからです。

施術の負担を少しでも減らすことで髪がさらに綺麗になっていきます。

今回の施術では毛先の部分は薬が伸びないように特殊な薬剤でブロックしながら、伸びてきている根元の部分の癖のみを縮毛矯正で伸ばしていきます。

前回の縮毛矯正が残っているのでわかりにくいかもしれませんが、内側や顔周りなどだいぶうねってきており、ボリューム感が出てきてしまっています。

また、表面はチリチリした毛がだいぶ出てきています。

今回はこのチリチリも縮毛矯正で退治していきます。

カットでひし形シルエットを作る

襟足のあたりはいつも完全に青くなるくらいまで刈り上げてもらっていたそうです。

これは自分が気にっていたからというよりは、極端に失敗をされにくくなるからというのが理由だったようです。

本当はひし形シルエットの前下がりのボブに憧れている

とのことだったので今回は襟足の刈り上げはやめて、伸ばしていく方向に。

ひし形シルエットになるように少し段差を入れて丸みのあるフォルムカットしていきます。

縮毛矯正とカット後の仕上がり

ブラシなし

アイロンなし

スタイリング剤なし

手でざっと乾かしただけの仕上がりです。

自然なひし形シルエットの前下がりボブになりました。

ボリュームも抑えられ、ツヤのある仕上がりになっています。

内側をめくっても綺麗に伸びていますね！

縮毛矯正とカットのビフォア・アフター

縮毛矯正とでボリュームも落ち、すっきり小頭になりました。

ツヤツヤな前下がりボブに。

カットで少し段差を入れることで四角いフォルムのボブが丸みのある女性らしい前下がりボブになりました。

気にされていた表面のチリチリの部分も綺麗になりましたね！

ツヤが出て、まるでもともとストレートヘアだったかのような自然な仕上がりにすることができました。

ツヤが出るからという理由で毎回毛先まで縮毛矯正をかける美容師さんもいると聞きます。

いろいろと考え方はあると思いますが、基本的には今回のように伸びてきた部分だけ縮毛矯正をかけるのがもっとも髪に負担が少なくなります。

髪の余力を残すことができれば、カラーなども楽しむことができます。

極力ダメージを抑えた施術を提案させてただいてます。

縮毛矯正をかけても自然な丸みのあるスタイルを作ることはできます。

自然な丸みのある縮毛矯正についてはこちらもぜひ参考にしてみてください↓

https://favour-hair.com/before_after/ideal_shorthair_by_straight/