赤みを消したい!グレージュカラーで透明感のあるカラーに

2018年3月18日

赤みを消したいというご相談は本当によくいただきます。

 

ただ、そういった方の髪をよく見てみると、赤みというよりは「オレンジっぽく焼けたような髪色」が悩みであることが多いようです。

そういった髪色は疲れて見えてしまったり、手入れがされていないように見えてしまいがちです。

 

今日はそんな方に人気なのがアッシュ系のカラーである「グレージュカラー」の施術例を紹介したいと思います。

 

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ご来店時の状態

褪色しきって11レベルくらいまで明るくなっています。

このくらいの明るさのレベルだとオレンジっぽくなります。

 

お客様としては赤みが苦手なのでアッシュにしたいということ。

 

デジタルパーマのダメージがかなり毛先に残っているのでダメージを考慮し、今回はノンジアミンカラーと通常のカラーのハイブリッドカラーで染めます。

 

ノンジアミンカラーは通常のカラーと違い、髪を明るくする成分が一切入っていません。

純粋に色味だけを入れることができるので従来のカラー剤よりはるかに負担が少なくカラーができます。

 

 

アッシュで赤みを消す

オレンジっぽさを消し、透明感を消すために今回はオレンジ色の補色である「アッシュ(ブルー)」を多めに配合します。

オレンジの補色ブルーと混ぜた色

上の写真のように補色を混ぜるとオレンジっぽさがなくなり少しくすんだ色になります。

実際に髪を染めると髪に透明感を出すことができるわけです。

 

また、一口に青といっても色味の濃さによって透明感の出方は変わります。

 

しっかり透明感を出したい時は少し濃いめに色を入れるのがポイント。

狙った仕上がりより暗く染めることで透明感が長持ちします。

 

 

仕上がり

写真を撮り忘れていたのでお帰りになる直前に撮らせていただきました。

 

綺麗なカラーに染まりましたね!

濃いめにブルーを入れているので髪の赤味は完全に消え、透明感のあるカラーになっています。

 

 

ビフォア・アフター

 

こうやって比べてみるとかなり違いがわかりますね。

透け感のある綺麗なカラーになりました。

 

最近は今回使用したハイブリットカラーが人気です。

  • 仕上がりの手触りが良い
  • 髪への負担を減らして染めることができる
  • 発色がよく色味が綺麗

など従来のカラー剤と変わらぬ発色でダメージを抑え、綺麗な色味を楽しめるからです。

 

通常にカラーを繰り返して傷んでしまっている方

少しでも負担を減らしてカラーしたい方

そんな方に是非一度お試しいただきたいです。

 

ヘアカラーの色やダメージでお困りの方は是非一度お任せください。

 

 

 

※補足

今回は元々のお客様の髪色がかなり明るかったのでこのような透明感のある色に仕上がりましたが、

元の髪色が暗い方を一度でこのような色味にすることは難しいです。

髪色が暗い方の場合、一度髪色を明るくしてからアッシュ系の色をかぶせるダブルカラーをしていただくとこのような色味になります。

ですが、一度の施術で全てを行うと髪にかなり負担がかかってしまうので施術を複数回に分けるのがオススメです。

 

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