「自分に呪いをかけないで」逃げ恥に学ぶ〜幸せになる生き方

2016年12月23日

自分の見た目に自信がない。

自分の未来に希望が持てない・・・

 

人は誰かが決めたこうあるべきという価値観に縛られ、自分を苦しめていることが多いです。

どうすれば幸せになることができるのだろう?

なんとなく逃げ恥を見ていて自分の疑問が解けたので僕の考えていたことを書いてみたいと思います。

 

 

 

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逃げ恥の最終話でのワンシーン

 

ポジティブモンスターこと五十嵐杏奈はなかなか風見を振り向かせられないことに苛立ち、風見が想っている土屋百合に喧嘩を売りに行く。

 

お姉さん(百合)と風見さんてどういう関係なんですか?

17才も違うのに・・・恋愛対象ってことはないですよね?

〜中略〜

50にもなって若い男に色目を使うなんて虚しくなりませんか?

 

 

訂正箇所が多すぎてどこから赤を入れたらよいものか・・・

 

ポジティブモンスター五十嵐はさらに追い討ちをかける。

正確には49歳。

でも、周りから見れば同じです。

アンチエイジングにお金を出す女はいるけど老いを進んで買う女はいない。

 

いやな女ですよね。

ここで百合の反論が始まります。

あなたは随分と自分の若さに価値を見出しているのね。

〜中略〜

私が虚しさを感じることがあるとすれば・・

あなたと同じように感じている女性がこの国にはたくさんいるということ。

今あなたが価値がないと切り捨てたものはこの先あなたが向かっていく未来でもあるのよ。

自分がバカにしていたものに自分がなる。

それって辛いんじゃないかな?

 

自分がバカにしていたものに自分がなる

以前聞いたことなんですが、日本の女子高生の7割以上が自分の容姿に満足していないらしい。

そして、未来に希望を感じている者もほとんどいない。

 

未来に希望が持てない若者が多いのは、そんな若さに価値観を見出している人が多いということも原因の一つではないかと思うのです。

 

ですが、誰でもいずれ年老いていきます。

そうなったときに

自分が価値がないと切り捨てたものに自分がなる

そんな辛いことはないでしょう。

 

誰かを傷つけるということは自分が同じ立場になったとき、そのまま自分を傷つけることになるのです。

 

 

百合はさらに続ける。

私たちの周りにはね・・・

たくさんの呪いがあるの。

あなたが感じているのもその一つ。

自分に呪いをかけないで。

そんな恐ろしい呪いからはさっさと逃げてしまいなさい。

 

自分を苦しめる価値観という名の呪い

世の中には「若さ」以外にも自分を苦しめるような価値観がたくさんあります。

そんな自分を苦しめる価値観のことを「呪い」と例えているのだと思うのです。

 

ああでなければ・・・

こうでなければ・・・

完璧主義な人ほど「呪い」が自分を苦しめていきます。

 

 

 

メディアで作られた美しさと自分を比較して苦しむ方は多いです。

 

ですが・・・

 

そもそもあなたがこだわっているその価値観って正しいのでしょうか?

 

 

自分の見た目に自信がないという方に見て欲しい

まずはdoveの有名な動画を見てみましょう↓

 

動画の内容を要約すると・・・

似顔絵画家に自分の顔を説明して描いてもらうというもの。

そして驚くことに、自分で説明した絵よりも他人が自分の顔の特徴を説明した絵のほうがポジティブで魅力的だったのです。

自分より他人のほうが自分のことをよく思ってくれていたのです!

あなたは自分が思うよりもずっと美しい

という内容。

 

自分に自信のない人にもこれを見て勇気を出して欲しいなと思います。

 

 

何を隠そう僕も自分の見た目が大嫌いでした。

詳しくはかけないけどいろいろ苦しみ、悩みました。

 

でも、嫌なことを含めいろんな経験をしたことで

自分は自分で良い。

自分には自分にしかない良さがきっとある。

と思えるようになりました。

時間はかかったのだけど・・・

 

 

多様な価値観を認めるということ

 

平匡にもみくりにも自分の嫌なところがありました。

平匡は自分に女性経験がなかったこと。

みくりは自分の小賢しいところ。

 

世間の価値観では〜

いくつになっても女性経験がないことは恥ずかしい

世間の価値観では〜

小賢しい女は嫌われる

 

二人とも世間の「こうあるべき」という価値観の呪いに縛られ、苦しんでいました。

 

ですが、お互いのそんな気にしている面も認め合うことができた。

別に気にしないよって・・・

だから、ハッピーになれたんでしょうね。

 

 

人は自分のことを(嫌な面を含め)認めてくれる人を好きになります。

逆に否定されれば嫌いになります。

 

でも実際には、無意識だとは思うけど

自分のことは認めて欲しいけど人のことは認めない

という人間は多いのです。

 

自分のことを認めてほしかったらまず、相手のことを認めないと。

みくりと平匡がそうだったように・・・

 

 

 

 

多様な価値観を認められる器の大きな人間は人から好かれます。

あれは嫌だ。これは嫌だ。そんなのありえない。

と自分と異なる価値観を一切認められない器の小さな人間は嫌われます。

 

自分の器の大きさを大きくするためにも、無意識に感じている価値観というものをもう一度見直す必要がありそうです。

 

システムが人を幸せにするのではない

 

システムが良ければ人は幸せになるのか?

これがこのドラマのもう一つのテーマだったのかなと僕は思います。

 

私が幸せになれないのは社会のせいだ!

と考えている人も中にはいるでしょう。

 

田嶋陽子

 

確かに人が幸せになるためにはある程度システム(社会の仕組み)も大切になります。

きっとまだまだ改善の余地はあるのでしょう。

 

ですが、

「システムの再構築が必要です」

と最後まで家庭内の問題を「システム」で解決をしようとした平匡もやっぱりそれだけでは行き詰まります。

 

 

では、最後にハッピーになれたのはなぜか?

 

 

それは・・・

 

 

心を開き、自分の嫌な面を含めお互いのことを認め合うことができたから。

本当の自分を認めてもらえる「居場所」ができたからだと思うのです。

 

 

逃げ恥で本当に伝えたかったのは・・・

 

システムが人を幸せにするのではない。

人を幸せにするのは人との「絆」だ。

 

ということだと思います。

 

 

 

 

この人は私のことをわかってくれる・・・

この人と一緒にいると落ち着ける・・・

あなたにはそんな自分の「居場所」がありますか?

 

システムがいくら整っても人は一人では幸せになれないのです

 

 

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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