カットで内巻きにできるの?

2016年11月11日

カットだけで内巻きにすることはできますか?

 

内巻きになりやすくなるようにカットしてほしい・・・

 

などのご質問やオーダーをよくいただきます。

 

ところで・・・

 

内巻きになりやすいカットって何でしょうか?

カットのみで内巻きになるのでしょうか?

 

今回はそんなことを解説していきたいと思います。

 

 

スポンサーリンク

内巻きになりやすくなるカット

ボブは内巻きになりやすい

一番内巻きになりやすい髪型はズバリ

 

ボブです!

 

肩にぶつからない長さのボブだと基本的に内巻きになりやすくなります。

 

 

 

ボブをカットするときは基本的にイングラデーションという技法を使います。

 

簡単に言うと内側の毛は短く、表面の毛になるほど長くなるようにカットすることです。

 

一番内側が短くなっています。

表面の毛が長く、内側の毛を隠しています。

 

このイングラデーションという技法でカットすると内に入りやすくなるのです。

本当に乾かしただけで勝手に内に入るようになります。

 

ちなみに、逆にハネやすくなるのがレイヤーカットです。

段が入るほど動きが出るようになりますが、裏を返せばハネやすくもなるということです。

 

 

顔まわりを前上がりにカットする

内巻きになりやすくなるもう一つ方法は

顔まわりだけ前上がりにカットすることです。

ミディアムくらいに長さでは

まっすぐ切りっぱなしにするよりも、

少し前上がりにカットされている方が内に入りやすくなります。

 

 

ただ、ボブと違い、こちらは少し乾かす際にテクニックが必要です。

 

くるくるドライヤーなどを使うと誰でも簡単に内巻きにできるのでオススメです。

 

 

このように前に引っ張りながらブローをすると内巻きに入りやすくなります。

 

 

 

毛先がスカスカだと内巻きにならない

また、内巻きになりやすいかは、毛先がどれくらいすかれているかも影響します。

 

毛先がスカスカではねてしまう

毛先がスカスカになっているほど毛先が動く空間が生まれ、ハネやすくなります

 

毛先をあまりすかない方が収まりは良くなるのです。

 

内巻きボブ

 

スカスカな毛先をカットしボブにすることで、乾かしただけでも内巻きになるようになりました。

 

 

まとめると、ボブのような

重めのスタイルにするほど内に入りやすくなる

ということです。

 

 

肩より長くなるとハネやすくなる

肩に当たる長さになったところからハネやすくなってきます。

ある程度長くなると関係なくなるのですが・・・

 

例えばロブはハネやすい髪型の一つです。

内に入れる場合はきちんとした乾かし方をしないとうまく収まってくれません。

毛先を軽くブローして仕上げました。

ご家庭ではくるくるドライヤーを使った方が手入れは簡単になると思います。

 

 

 

もしスタイリングが面倒なようなら

  • 少し我慢して伸ばす
  • 潔くカットする

のどちらかにするのが良いでしょう。

 

 

カットをしました↓

 

乾かしただけで内巻きになりやすいボブにカット

 

内巻きボブにカット

 

ただ、乾かしただけでも内に入るボブになりました。

 

 

内巻きになりにくい髪質もある

実際のところは髪質によるとしか言えないところもあります。

 

内に入りやすい髪質の場合はカットだけでも内巻きにすることはできます。

 

硬い直毛の髪質の場合はイングラデーションでカットしても毛先が内側に入らないです。

 

この場合は内巻きとは異なりますが・・・

 

グラデーションカットでシルエットに丸みを作ります。

 

 

前下がりのグラデーションボブ

ベースはワンレングスですが、表面に少し段差を入れることでシルエットに丸みが出せます。

 

 

丸みのあるショートボブ

直毛な方でストンとなりやすいですが、グラデーションカットで小さな段差を作り、丸さを出しています。

 

このように内巻きとは異なりますが、シルエットで丸みを出すこともできるのです。

 

縮毛矯正をかけているとはねやすい

縮毛矯正をかけている場合はピーンとまっすぐになりやすいです。

このような場合はカットのみでは内に入らないのでアイロンが必要になります。

 

アイロンができない、面倒だなと思う方には、

縮毛矯正をかけながら丸みをつけてショートヘアにすることもできます。

縮毛矯正とカットの仕上がりです。

乾かしただけでもこのように綺麗な丸みをつけることができました。

 

 

縮毛矯正が原因ではねやすい方は、カットのみの修正は難しいです。

縮毛矯正やデジタルパーマで修正する方法がおすすめです。

気になる方は下記の記事をご参考にしてみてください↓

 

 

 

まとめ

カットも大事ですが、きちんと内に入れやすくなるように乾かすテクニックも大切です。

朝起きてはねてしまっていたら、濡らしてもう一度内に入れるように乾かしましょう。

 

くるくるドライヤーは誰でも簡単に内巻きにできるのでオススメです。

 

もちろんきちんとしたカットがされていることが前提です。

 

髪質によってベストなカットの仕方は変わります。

もしどうしてもうまくいかない場合はいつでもご相談ください!

 

髪質に合わせて一番扱いが楽な髪型を一緒に見つけましょう。

 

スポンサーリンク