縮毛矯正したロングヘアをショートに切ると失敗しやすい理由

2023年9月12日

今回は縮毛矯正をかけてるロングヘアーの方で、

「これからショートにしたい方」

「すでにショートにして失敗してしまった」

そんな方に向けての記事です。

 

矯正をかけた綺麗なロングヘアーも、

ずっと同じ髪型だと飽きてしまうことってありますよね?

「バッサリカットしてイメチェンしたい」

そんな方も多いのではないでしょうか?

しかし矯正毛をバッサリカットする際には、

いくつか注意しないといけないポイントがあるのです。

 

そこをわかっていれば、失敗のリスクを回避できますよ!

またすでに失敗してお困りの方にも、修正方法を併せて解説していますので、

どうぞ最後までご覧ください。

 

 

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そもそもなぜ失敗してしまうのか?

縮毛矯正しているロングヘアをショートヘアにバッサリカットする時に注意したいこと

「真っ直ぐ綺麗に矯正がかかっている髪をカットするだけなのに、何が問題なの?」

そう思われた方もきっといることでしょう。

実はロングの状態の時には気づきづらい

・生えぐせ

・根元のくせ毛とくせ戻り

・縮毛矯正による真っ直ぐさ

などの影響が、短くカットした途端に出てくるのです。

 

失敗しないためには、それらに合わせた対処法が必須です。

それでは早速一つずつ見ていきましょう。

 

 

生えぐせ

襟足が浮いてしまう生えぐせ

まずは生えぐせについてです。

襟足やもみあげ、そして前髪など、ほとんどの方に生えぐせは見られます。

しかしロングの場合は、髪の重みで下に引っ張られているため、

意外と癖があっても気づかないことが多いのです。

まずはご自分でチェックし、よくわからない場合はプロに見極めてもらいましょう。

そして短くする際には、生えぐせが目立たぬよう、

調整しながらカットしもらうことが大事です。

 

そうしないと扱いづらくなったり、癖が気になってストレスになりますからね・・・

 

今まで生えぐせで苦労したことがある方は是非ご相談くださいね。

 

根元のくせ毛とくせ戻り

根本の部分と毛先の癖戻りの部分を見極める

縮毛矯正をかけてから時間が経過すると、髪の状態が変わることがあります。

根元の伸びた髪は元の癖が出るし、中間から毛先にかけはクセ戻りがあったりもします。

特に矯正してから4~6ヶ月以上経っている場合は、

毛先はまだまっすぐであっても、根元は元々の癖やうねりが出てくるので、

その結果バランスが悪くなり、跳ねたり、まとまらなくなってしまうのです。

 

それらを解消するためには、

  • まとまりやすいカット
  • 縮毛矯正の掛け直し

などが必要になります。

 

ショートにしたいのならまずはプロに相談し、判断してもらうのがいいでしょう。

 

 

縮毛矯正による真っ直ぐさ

矯正で毛先まで綺麗にまっすぐ伸びている場合も問題があります。

このタイプの方は、全体にピーンとまっすぐなので、

ショートに切ると毛先がツンツンのパッツリになってしまいます。

 

金太郎のような末広りの形になってしまうと言ったらわかりやすいでしょうか。

なので後ほど紹介する方法で修正すれば解消できますよ!

 

 

そもそもロングヘアとショートヘアは矯正のかけ方が違う

実は髪の長さによって矯正のかけ方は異なります。

矯正は薬剤を塗布した後、アイロンを使って全体を伸ばしたり

毛先を曲げたりしてかけるのですが、

ショートの場合は根元から毛先までの長さが短いので、

毛先を内巻きにするだけで、全体に自然な丸みが出る仕上がりになります。

ショートヘアの内巻き縮毛矯正

 

一方ロングは根元から毛先までの長さがあるので、

毛先を内巻きにしても、全体的には真っ過ぐでタイトな仕上がりになります。

ちぢれやうねりを残さず、艶のある髪にするためには当然ですね。

なので矯正ロングをショートにカットすると、

真っ直ぐピンピンな途中の部分が毛先になるため、

ツンツンの末広がりになってしまうというわけです。

 

それではそんなツンツンを、どうすれば綺麗な内巻きに修正することができるのでしょうか?

 

ツンツンを修正する方法

ブローで内巻きにする

くるくるドライヤーを使って内巻きにする方法。

この方法は、ちょっと練習してコツを掴めば、

誰でもダメージを抑えながら内巻きにすることができます。

ブラシタイプなので比較的やりやすいと思います。

もちろん普通のブラシでドライヤーを当てながらでもできます。

こちらも毎日やらないといけませんが、

お風呂上がりにドライヤーで乾かすついでにできるので、

お手軽な方法と言えるでしょう。

 

アイロンで内巻きにする

ストレートアイロンを使って内巻きにする方法。

確実に内巻きにできるのですが、ちょっと不器用な方にはできないかもしれません。

また毎日やらないといけないのがちょっと面倒なところ。

器用な方や、器用なご家族にやってもらえる方にはオススメです。

ただ温度設定や使う時間によっては髪が痛むリスクもあるので、

やはり手早くできる器用な方向けではないでしょうか。

 

 

縮毛矯正をかける

縮毛矯正をかけ直すことによって毛先を修正する方法。

全体を整えることで、丸みのあるショートが作れます。

縮毛矯正をバッサリカットして失敗しない方法

ビフォアは初回ご来店時の写真です。

こちらのお客さまは、縮毛矯正で毛先を修正することで、

丸みのあるショートボブになりました。

しかしこの方法は

・矯正の頻度が高い

・過度にタンパク変性をしている

このような場合にはできないこともあります。

なので心配な方はプロに相談して見極めてもらいましょう。

 

デジタルパーマをかける

毛先の修正には一番確実な方法です。

修正後は毛先が丸くなっています。

 

前下がりのボブ

こちらのお客さまは縮毛矯正と髪質改善、

毛先にデジタルパーマをかけることによって、丸みのあるボブになりました。

ご来店当時は表面の髪がビビり毛でしたが、今ではすっかり綺麗な状態です。

毛先の修正をしてから4ヶ月以上経った現在も、毛先の内巻きが落ちてません。

 

デジタルパーマは一番オススメの方法なのですが、ダメージが進行しすぎている髪には

かけれない場合もあるので、やはりこちらもプロに相談して見極めてもらいましょう。

 

 

外ハネにする

無理に内巻きにせず、外はねヘアにする方法。

こちらは手ぐしや、先ほどのくるくるドライヤーを使うといいでしょう。

またあえて外にはねやすいカットにするのもオススメです!

そのほうが簡単にスタイリングできますからね・・・

 

 

まとめ

縮毛矯正をかけたロングヘアを短く切ると、綺麗で自然な丸みが出にくいです。

特に矯正でまっすぐ綺麗に癖が伸びている髪は、

短く切るとツンツンの末広がりになりがちです。

 

修正するためには、髪の状態に合わせた矯正かパーマが有効ですが、

ご自分でできるのであれば、アイロンやくるくるドライヤーもオススメです。

 

またあえて外はねにするという方法もあるので、

現在お困りの方、これからショートにしたい方は

ぜひ一度ご相談ください。

 

 

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