ショートヘアと毛先の表情

2017年8月30日

カットの技術で一番差がつくもの

 

それは削ぐ技術です。

 

ショートヘアと毛先の表情

 

まっすぐ切る基本のカットは出来て当たり前

 

本当の技術の差は基本の先にある削ぎの技術です。

 

 

 

削ぐことでしかできないデザイン

 

一束ずつ綺麗に削いでいくことで毛先に束感を出すことができます。

 

また、ワックスを揉み込めば、ふわっと動きのあるデザインになります。

 

 

顔周りの軽さと輪郭をぼかす効果

 

毛先に柔らかさが生まれると輪郭をぼかす効果もあるので、小顔に見える効果やコンプレックスを隠すこともできます。

 

これはまっすぐ切る技術だけではできないことです。

 

 

 

削ぐ技術は大半のサロンでは教えてもらえません。

 

だからこそ自分で正解を見つけないといけなかったりします。

 

 

ひたすらスカスカにすいてしまう

ほとんど軽くせず重たい

 

いろいろサロンによって

また、美容師によって

 

やり方は異なります。

 

 

僕は両方バランスのとれたやり方をできるのが美容師のあるべき姿だと思います。

 

 

削ぐことについて拒否反応を起こしてしまう

軽くすのはよくないことと思っている方は多いと思います。

 

 

実際、ロングのように長く伸ばす場合はほとんど削がなくても良いです。

人によっては全く削がないこともあります。

 

 

 

ただ、ショートのように短めのスタイルの場合は軽さを入れていくことが必要になります。

 


 

 

ただ、削ぐとひとくちに言ってもそのやり方によっては全く印象が変わってしまいます。

 

削ぐと言う技術は

 

・毛量を減らす

・毛先の表情をつける

 

という2つに分けられます。

 

この2つバランスが取れたカットが必要になるのです。

 

理論ももちろんですが、最終的には経験値がモノを言います。

 

削ぎすぎてもパサついてしまう・・・

残しすぎても重たくて扱いづらい・・・

 

このように、削ぐという技術は実はかなり奥が深いものです。

 

 

上を目指せばきりがない技術・・・

僕も一歩一歩さらなる高みを目指したいと思います。

 

 

スポンサーリンク