髪が明るくなってしまう理由のひとつ

2016年10月15日

似合わせが得意な美容師のTakuyaです。

 

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流行のカラー

僕はカラーについての記事を載せましたが、最近流行のカラーはブリーチをしてからでないと色がつくれないものも多いのです。

(ブリーチしないで同じカラーを作れることもあるのですが、後述します。)

ブリーチをすることのメリットはやはり外国人のような透明感のあるお色が作れるというところに尽きると思います。

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ですが、ブリーチはとても髪を傷めます。

どんなに薬剤が進化しても髪のメラニン色素を破壊するという行為はものすごく髪に負担がかかるのです。

ブリーチのお話をすると

「そんなの知っているよ」

という方が大半ですが・・・

 

カラー剤にもブリーチ剤は含まれている

実は普通のカラー剤にもブリーチ剤が含まれていることを知っていますか?

カラーにはその性質上二つの要素があります。

  • 明るくする
  • 色を入れる

つまり、カラーは髪を明るくして色を入れていくのですが

カラーに含まれるこの明るくする成分はブリーチ剤なのです。

皆さんはカラーをしてしばらくするとだんだん褪色して明るくなってきますよね?

 

美容室で初めてカラーをしたときは暗かったはずなのに・・・

それはカラー剤にもブリーチ剤が含まれているからなんです(x_x;)

そして色味が抜けてしまうから元の明るさが出てきてしまうのです。

 

なのでカラーをするときは毎回毛先まで塗るのではなく

なるべく伸びてきたところをリタッチだけするのがオススメです。

何度も毛先まで塗ってしまうと髪は少しずつ傷んで行き、どんどん明るくなってしまいます。

薬剤に触れる時間はなるべく減らした方が良いのです!

 

リタッチをするときはすでに染まっている部分と染まっていない部分の境目を

ほとんど重ねないように塗るのですが、重なってしまう幅が多ければ多いほどその部分は傷んでしまいます。

 

リタッチって極めようとすると結構難しい技術なんです(´_`)

カラーだけだからといって安いお店に行くと失敗されてしまうかもしれませんよ!

 

 

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