取り返しがつかない自宅での黒染め

2016年9月30日

美容師のTakuyaです。

今日は黒染めのデメリットについてお話ししたいと思います。

 

 

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セルフカラーで黒染めは絶対ダメ!

セルフカラーで黒染めしてしまった場合

もう明るくすることはできません。

 

ブリーチをよくするようなカラー好きな子に多いですが

色をコロコロ変えてしかも気まぐれで

黒にしてみたり・・・・

安いからという理由で美容室ではなく市販のカラー剤で

なんとかしようとしてしまうと・・・

悲劇が待っています。

もう美容師でも元に戻すことはできません。

 

黒染めにするにはどうしたら良いのか?

一番はプロに染めてもらうことです。

色が抜けるように薬剤を選んでもらうことです。

 

自分で黒染めしてしまった場合・・・

市販の薬はパワーが強いので

しっかり染まります。

黒のように濃い色素であれば

綺麗に染まったように見えるかもしれませんが

ほぼ確実にムラになってます。

そして、ブリーチで無理やり脱色しようとすると、

大変なことになるのです。

 

市販の黒染めをブリーチすると・・・

なぜなら、ブリーチで抜けるのは髪のもともとのメラニン色素を抜くことはできるのですが、黒染めの染料はなかなか落ちてくれません。

市販の黒染めがムラになっていた場合、ブリーチをすると

黒の染料がしっかり入っているところはなかなか明るくならず、

黒の染料が入っていないところは極端に明るくなります。

金髪のところと、赤黒いところができて・・・

もう大変なことになってしまいます。

 

本当に黒染めする必要があるときは

自宅でセルフカラーするのではなく、

美容師さんに相談した方が良いです。

ほとんど黒に見えても

後で色が抜けるようにすることもできるので。

 

人気の暗髪

真っ黒ではなく髪を暗くしたいなという方にオススメなのが暗髪です。

アッシュやグレイの一番濃い色素で染めるのです。

この方法の良いところは色が抜けてきた時に

赤みが出ずに綺麗な色を保ってくれることです。

色が抜けていく過程も楽しむことができるのです。

デメリットは黒染めと比べると色の抜けが早いというところです。

就活などではなく、暗くしたい程度ならこちらがおすすめです。

 

 

脱色剤と脱染剤

 

黒染めの色を抜く方法は

脱色剤と脱染剤の2種類があります。

脱色剤とは

髪にもともと入っているメラニン色素を抜くものです。

脱染剤とは

カラー剤の染料を抜くものです。

最近では黒染めを脱染できる薬剤も出てきているようですが、

まだまだ一般的ではないです。

もう少ししたら一般的になるかもしれず、

こういった黒染めの問題もなくなっていくように思います。

 

現在一般的なのはブリーチです。

黒染めの程度にもよるのですがブリーチを何回かして

抜いていくという方法があります。

あまりお勧めではないですが・・・

 

黒染めは痛む

あまり知られていないですが、実は

黒染めするだけでもかなりダメージします。

通常のカラー剤と比べかなり痛みます。

色を入れるだけだから痛まないと思う方も多いようですが、

濃く色素を入れるので実はかなり痛むのです。

そこにブリーチのダメージが加わると・・・

相当髪に負担がかかります。

 

 

まとめ

黒染めはものすごく痛みます。

市販のカラー剤であればなおさらです。

市販のものを使ってしまった場合。

もうその色素を抜くことはできません。

黒染めする場合は美容室に行って染めましょう。

 

 

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