【脱縮毛矯正】くせ毛を生かしたショートヘアができるまでにかかる期間はどのくらい?
こちらのお客様は縮毛矯正をやめて、くせ毛を生かしたショートヘアになるまでに半年以上かかりました。
くせ毛のかたは縮毛矯正をされている方が多いと思います。
一方で、脱縮毛矯正と言って縮毛矯正をやめて、くせ毛を生かしたショートに変えていく方もいます。
縮毛矯正をやめていく際の注意点としては、
縮毛矯正をかけた部分が残っているとその部分がはねて扱いにくくなってしまうということです。
今回は脱縮毛矯正の難しさや縮毛矯正をかけた部分が完全になくなるまでにかかる期間について解説したいと思います。
脱縮毛矯正は難しい
脱縮毛矯正の難易度が高い理由。
それは2つあります。
- 縮毛矯正がかかっている部分が毛先に残っていると、はねやすくなる。
- 伸びて縮毛矯正の部分が完全になくなるまでに時間がかかる。
中途半端に矯正がかかった部分が残っていると、毛先がはねやすくなって扱いづらくなってしまうんですね。
また、矯正がかかっている部分も切っていくうちにいずれなくなりますが、非常に時間がかかります。
髪が伸びる早さは皆様が思っている以上に遅いのです。
髪は1年間でどのくらい伸びるのか?
髪が伸びる早さはどのくらいなのでしょうか?
多少は個人差があるものの、髪は1ヶ月でおよそ1.2cm伸びると言われています。
一年にするとおよそ15cmほど伸びることになります。
1年間でたった15cmしか伸びないんですね!
だから髪を伸ばすのって大変なんです。
2年間かけてやっと30cmくらい伸びる計算になります。
もちろん個人差があるのでもっと早く伸びる方もいると思います。
ですが、伸びが遅い方だと同じ長さまで伸びるまでもっと時間がかかることになります。
最後まで縮毛矯正が残りやすい部分は?
矯正がかかった部分がなくなるまでに特に時間がかかる部位があります。
それが、「表面の髪」や「顔まわり」です。
ここは髪型の構造上どうしても長さが必要な部位なので最後まで残ってしまいやすいです。
表面の部分はレイヤーカットして切ってしまえることもあります。
ところが、顔まわりに関してはデザイン的にあまり切り込めないことが多いので、どうしても残りやすい傾向にあります。
そして、それが原因で顔まわりだけはねてしまうことが多いのです。
ベリーショートにしてもよければ、割と短い期間でなくすこともできますが、そこまで短くしたくないという方も多いのではないでしょうか?
ある程度伸びてから切るのがおすすめですが…
脱縮毛矯正をしたい方はまずは気長に伸ばすのことがベストです。
今まで解説してきたように中途半端に矯正が残っている状態で切ると扱いづらくなってしまうことが多いからです。
ですが…
伸ばして行く過程で耐えられなくなっていく方が多いです。
当然ですが、そのまま放置して伸ばしていけば、縮毛矯正がかかっている毛先の部分とかかっていない根元の部分が混在することになります。
すると、あまり手入れをしてないような見た目になってしまうので、それが耐えがたいという方も多いと思います。
なので、現実的には伸びるのを待たずにカットしてしまい、整えながら矯正が残っている部分をなくしていく方が多いです。
縮毛矯正がかかっている部分が半分くらい残っている時が、一番はねて扱いづらくなる傾向にあります。
多少はねてしまう場合はクルクルドライヤーやヘアアイロンなどを利用してうまく毛先を丸めるしかありません。
最初は面倒かもしれませんが、いずれ矯正が残っている部分がなくなっていけば、やらなくてもよくなっていきます。
脱縮毛矯正が完了するまでの髪型ごとの期間
ベリーショートは半年くらい
ショートヘアは1年から1年半くらい
ショートボブやボブくらいの長さだと1年半から2年
膨らんでしまうようなくせ毛の方はボブ以上の長さはあまりお勧めしていません。
ボブ以上の長さはシルエットが膨張しやすく扱いづらくなることが多いからです。
長くかかったとしても、およそ1年半くらいでなくせることが多いようです。
くせ毛を生かしたショートヘアにすると言っても、くせや生え癖、髪質は千差万別です。
一人ひとり髪質に合わせ最適な施術をすることがもっとも重要です。
くせ毛を生かした髪型にされたい方はこちらの記事も参考にしてみてください↓
https://favour-hair.com/before_after/kusege_cut_short/