意外と知らない縮毛矯正とストレートパーマの違い

2018年5月31日

 

縮毛矯正とストレートの違いとは?

 

と問われてあなたは違いを説明できるでしょうか?

美容師だったら即答できる問いですが、一般の方はあまりよくわからないという方も多いと思います。

 

違いについて知らないと意味のない施術をしてしまい、最悪はただ髪が傷むだけということもありえます。

それこそ、お金と時間の無駄遣いになってしまいます。

良い美容師さんならアドバイスをしてくれると思いますが、自分でわかっていた方がなお良いと思います。

 

今回は縮毛矯正とストレートの違いについて解説したいと思います。

 

 

 

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縮毛矯正とは?

くせ毛の髪をまっすぐにする技術のことです。

 

施術の工程が多く、時間がかかるのが特徴です。

 

基本的な施術の流れをざっと解説すると

  1. 1剤をつけて髪の結合を切る
  2. 一度薬剤を流してからブローする
  3. アイロンで癖を伸ばす
  4. 2剤をつけて固定する
  5. 2剤を流した後、乾かして完成

というようにかなり工程が必要なのがわかると思います。

 

アイロンの工程を挟むこと地毛の癖をしっかりと伸ばすことができます。

縮毛矯正をするとかけた部分は半永久的に癖を伸ばすことができます。

もし、一度かけた髪の部分の癖が戻ってくるとしたらそれは縮毛矯正がうまくいっていない可能性があります。

基本的には伸びてきた癖の部分だけを縮毛矯正するのがオススメの方法です。

 

Point

  • 縮毛矯正は地毛の癖を伸ばすことができる
  • 一度かけた部分は半永久的にまっすぐになる

 

ストレートとは?

パーマを落とすためにあります。

 

えっ?そうなの?

と思った方もいらっしゃると思います。

これはストレートという言い方がわかりにくくしていると思います。

だってストレートって言ったらまっすぐな髪をイメージしますよね?

 

お客様に分かりやすいようにパーマ落としという言い方をするサロンもあります。

 

ストレートは縮毛矯正のときにしたアイロンの工程がなくなります。

 

ストレートは

  1. 1剤をつけて髪の結合を切る
  2. 一度お流しして乾かす
  3. 2剤をつけて固定
  4. 2剤を流した後、乾かして完成

という工程で行います。

※サロンによって若干手順が違うこともあります。

 

注意しないといけないのがストレートをしても地毛の癖はほとんど伸びないということです。

これはパーマをかけたけどやっぱりまっすぐに戻したいという方がやるべきメニューだと思ってください。

 

アイロンの工程がない分ダメージは少なくなります。

ですが、癖は伸ばすことはあまり期待できないのです。

 

また、デジタルパーマやエアウェーブのようにホット系パーマといって熱を加える工程があるパーマをした場合もストレートパーマでは完全に癖を取ることができないことがあります。

まだ、デジタルパーマのカールがしっかり残っているようなケースの場合は縮毛矯正をしないと伸びきらないこともあるのです。

 

 

Point

  • ストレートはパーマを落とすためにある
  • 地毛の癖を伸ばすことはほとんどできない
  • デジタルパーマなどは縮毛矯正でないと伸びないこともある。

 

 

まとめ

最後まで読んでみていかがでしたでしょうか?

 

こんな違いがあったなんて知らなかった…

という方が多かったと思います。

 

一般にストレートは安いという理由で選択されがちなようですが、癖を伸ばす目的であればお勧めできません。

それでもお客様が希望されるからという理由でやってしまうサロンも少なくないようです。

 

目的に合わせて施術メニューを選ぶと望む結果が得られると思います。

 

最後に目的ごとに最適なメニューをまとめておきます。

 

目的ごとの最適なメニュー

  • 地毛の癖を伸ばしたい→縮毛矯正
  • パーマを落としたい→ストレート
  • デジタルパーマまたはエアウェーブを落としたい→縮毛矯正

 

縮毛矯正やストレートを検討していた方は是非参考にしてみてください。

 

 

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