人気の耳かけショートにする際に気をつけること
今日は人気の耳かけショートについて解説しようと思います。
ショートはウェイトの位置で印象が決まる
襟足をスッキリ短めに切って首を長く見せるショートヘア。
後頭部はグラデーション状にカットして丸みを出していますが、
ウェイトの位置(後頭部の一番ボリュームが出ている位置)は低めに設定しています。
このウェイトの位置を上げれば上げるほどミセスの髪型っぽくなっていきます。
若くても大人っぽく見せたいのであればウェイトの位置を高めにするというのは手ですが、今はあまりやりすぎない方が無難です。
耳かけショートの注意点
Googleの画像検索でショートヘアを見ているとそのほとんどは耳に全部かけているか半分だけかけています。
本当は顔まわりに長さがあってショートボブくらいの長さでも、全部耳にかけているのでショートっぽく見えているという画像も結構見当たります。
そして、カウンセリングをしていてそのことに全く気づいていないお客様が非常に多いと感じることも多いです。
ショートヘアの長さを決める際には耳にかけない場合にどのくらいの長さになるのかよく相談したほうが良さそうです。
顔まわりの長さは前髪とのバランスも関わってきて、似合わせの観点からも非常に重要です。
また、耳が小かったり、もみあげ周りの髪質が原因で髪が耳にかけづらいという方も意外と多いので注意が必要です。
耳にかけづらい方は
- もみあげあたりの毛を長めに作る
- 耳周り(特に耳後ろ)の毛量を調整する
ことで耳にかけれるようになるケースがほとんどです。
ですが、まれに何をしても耳にかからないというケースもやっぱりあります。
そんな場合はかくしピンを耳後ろに挿して止めてしまう方法があります。
流石にピンを打ったりは面倒でしたくないという方は、ショートヘアの画像探しの際になるべく耳にかかっていないものを探すほかないです。
ショートにしたけど耳にかかりづらいという方は一度ご相談ください。
ショートヘアと襟足が浮く悩み
襟足が浮きやすい生えぐせがあるので表面の髪を上から被せて重さで落ち着かせています。
襟足が浮く生えぐせが強い方は段を入れれば入れるほど持ちが悪くなってしまいます。
上から被ってくる毛の重さがなければ仕上がりは良くてもすぐに内側が伸びて押し上げてきてしまうからです。
襟足に強い浮き癖があっても段がしっかり入ったデザインをしたいという方は月1ペースでこまめに切るしかないのが現状ですね。
そんなに強い生え癖でなければ大丈夫なんですが…
カットの持ちを重視するなら上の写真のように少し重めのスタイルにした方が持ちは良くなりますよ。
まとめ
今回は耳かけショートヘアにする際の注意点についてまとめてみました。
意外ともみあげの毛が耳にかからなくて困っている方も多く、そういったご相談によく乗ります。
困っていた方は参考にしてみてください。