似合わせとは何か?
似合わせが得意な美容師のTakuyaです。
似合わせ・・・
似合わせカット
よく似合わせという言葉を耳にすると思います。
似合わせとはいったい何なのでしょうか?
似合わせ理論を理解するために
似合わせ理論について具体的に語る前に・・・
前提となる知識を少しお話ししたいと思います。
なぜ似合わせ理論が大事なのか?よくわかると思うからです。
早速見ていきましょう。
美の黄金比
人には美しいと感じるバランスがあります。
逆に言えばそのバランスから外れたとき、人は美しくないと感じるのです。
多少の個人差はあれど、人は同じようなものを見て美しいと感じる傾向にあります。
美人は似ている
だから美人は似ているのです。
似顔絵を描くとき一番難しいのは美人です。
特徴がないため描きづらいのです。
韓国の美容整形がかつて話題になりましたよね?
みんな同じ顔に見えませんでしたか?
一瞥しただけだと誰が誰だか顔の記憶が残らなかったと思います。
ところで美人ってどれくらいいるの?
人には美しいと思うバランスがあるので美人はみんな似た顔つきをしているというのが理解いただけたかと思います。
そこで問題になるのはそんな美人は世の中にどれくらいいるのか?
ということです。
表参道でモデルハントをしていた時も
おしゃれな人は多くても、本当に美人な人はほんの一握りでした。
1日中立っていても見つからないということもざらでした。
つまり、世の中の大半の方は顔がこの美の黄金比と違う比率で構成されているのです。
では、大半の人は諦めるしかないのでしょうか?
目の錯覚
そこで活躍するのが目の錯覚です。
目の錯覚を使えば、比率を変えて見せることができます。
かなりの程度改善できるというのが僕の結論です。
似合わせとは?
似合わせとは
目の錯覚を利用し、顔のパーツのバランスを美の黄金比に近づけて見せること
です。
当たり前ですが、お客様の顔を定規で計るわけにはいきません。
似合わせができるようになるためには
美の黄金比をまず頭に焼き付けて
どこがずれているかを把握しないことには始まりません。
そこで次回は美の黄金比ついてお話ししたいと思います。